しつけはガンと闘う力にもなる

2010年に私がお客さんのゴールデンレトリバーをお世話していた時のお話しです。

飼い主さんは2人暮らしの老夫婦でゴールデンレトリバーを飼っていました。

私のお店に連絡があり、そのゴールデンの日々のお世話を頼めないかという話が始まりでした。

そこからゴールデンのしつけやお散歩、ボール遊びやご飯を用意するという繋がりが生まれました。

その子はボール遊びが大好き!

お散歩に連れ出すと尻尾を左右に大きくフリフリ♪♪いつもの公園に到着すると、こちらに期待の眼差しを投げかける!

公園でボール遊びをしてもらえるのを心待ちにしてるんです。

投げては持ってきて、投げては持ってきて。

息がゼーゼー切れても遊びたい一心でボールを投げてくれと催促してくるので、落ち着かすのに大変でした(笑)

食欲も旺盛で、惚れ惚れするほどの食べっぷり!いつだって完食してお皿はピッカピカ!

元気いっぱいの子だったんです。

そんなある日、その子の眼に黄疸の症状が出ているのに気が付きました。

すぐに病院へと連れて行き、獣医さんに診察をしてもらい判明したのが

「末期のすい臓がんです」・・・。

闘将と名高い星野仙一氏、iPhoneを世に作り出したスティーブ・ジョブズ氏もこの病で倒れています。

そこからガンと付き合う日々が始まりました。


ご飯を残すようになり日に日に痩せこけた。

元気も減ってお散歩の距離が短くなった。

走り回ってたボール遊びも走れなくなってきた。

それでも調子がいい日だってあった。

私の姿を見て「今日は調子いいよー!」と尻尾を振って寄ってきたり、公園でボール遊びが出来たり、ご飯も完食できる日もあった。

ガンが体から消えたんじゃないかと思いたかった。

けれどその時はやってきてしまった。


お客さんから電話があり嫌な予感がした。お客さんの言葉はこうだった。

「もう立てなくなったし、ご飯も食べられなくなった。お迎えが近いだろうから最後に会ってもらえないか?」

大好きだったお肉や金平糖、お水すら口にしないそうだ。電話を切ってすぐに駆け付けた。


お客さんのご自宅の玄関を開けるとその子は伏せていた。辛そうな様子だったが私の顔を見ると、表情が輝いた。

その子は立ち上がろうとしていた。

私は心底驚いた。ご飯だって食べてないし、水も飲めない、血便だって出ている。もう体はボロボロのはず。

それでも立ち上がろうとしている。

まるで「今立ち上がるから見ててね!会いに行くから待ってて!」と言わんばかりに奮い立ち、自分自身の頑張りをほめて欲しそうな表情をしていた。

私は「もちろん待ってるよ!ちゃんとほめてあげるからね!」と伝えました。もちろん倒れそうになればすぐに助ける用意もしていました。しかしその心配は必要なかったんです。

その子は自分自身の力で立ち上がり私の方へと歩けたんです!!!よろよろとしながらも、私の元まで来れました。

いっぱいいっぱいほめるとその子は頬のゆるむ表情をして、私の手から金平糖をひとかけらと少しの水も飲めたんです!!!

私も信じられませんでしたが、飼い主さんも信じられない光景だと言っていました。

その子は頑張ってほめてもらえた幸せに包まれた笑顔を浮かべていました。

それがその子の最後の食事でした。

次の日に眠るように旅立ったと連絡がありました。


私はしつけとは犬の心に寄り添うためにするんだと考えています。

お利口さんにするためだけではないと感じています。

しつけを通じて犬の心を理解し、こちらの心も伝える。

その結果がガンにすら闘う力、生きる希望を与えてくれたのだと思います。

私はこの子から学んだことを一生忘れないでしょう。

犬との生活が終わりを迎える時に、自分が何をしてあげられたか。

それがとても大切なのだと教わりました。

犬との暮らしに幸せを

私の信念、そして皆様に感じて欲しい事です。

犬への理解が進み、犬との生活が濃密に。医療が進み、長年付き添える家族に。犬は人なしには生きられないように、人も犬なしでは生きられないような関係に変化しつつあります。


皆さんはどんな理由で犬を飼い始めましたか?


そこに大切な答えが存在します。

その目標を大切にすれば、犬との生活を望む道へと導いてくれます。


犬のしつけとは

人と犬とを繋ぐ架け橋のような考えだと感じています。家族を形成する大切な要素。


犬の気持ちを分かりたいと思った事はありませんか?


しつけを通じて犬の気持ち、その表現をワクワクするほど受け取る事が出来るようになっていきます。


望む関係が出来上がればとても幸せなんです。それは人の犬も同じ。

しつけを通じて一緒に頑張ってみませんか?


終わりに

不幸になりたいから犬を飼う人はいないと思います。誰もが幸せを求めているはずです。しかし現実では犬を飼う事、共に生活をする事が負担に変化してしまっている人もいます。

トイレが成功できない、噛まれる、吠える、散歩で引っ張る、飼い方が分からない・・・

私はドッグトレーナーとして、犬の行動専門家として、しつけ専門家として、問題行動専門家として、皆様のお手伝いをさせていただきたく思います。

一人でも多くの人とわんちゃんが幸せになるよう働きます!

一緒に犬との生活を望むスタイルにしていきませんか?

当店トレーナーと愛犬の大会出場のビデオ!口先だけではなくて、しっかり腕前も立ちますよ!皆様の目標はこのビデオの真似をしたい事ではないと思います。

ビデオで見てもらいたいポイントは「このドッグトレーナーはちゃんとしているかどうか?」です。

しつけ教室って何を基準に選んだらいいか分かりますか?お店を選ぶ基準のひとつとしてこのビデオを見ていただけたらなと思います。

トレーナーとその愛犬が素晴らしい共演をしている様子が見えてくるかと思います。

所持資格・勤務

2004年からしつけの世界チャンピオン(1997年FCI-IPO)の石倉秀夫氏の下で5年間住み込み生活をしながら技術を継承。

2009年に独立。大阪の豊中にて出張レッスン形式のしつけ教室を開業。


一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC)

大阪ブロック常任理事・訓練練士

登録頭数日本一、世界第二位を誇る国際的なケネルクラブです。

血統書にJKCの文字があればここが発行している証になります。


NPO法人  犬の総合教育社会化推進機構(OPDES)

プロフェッショナルドッグトレーナー

命ある全てのイヌたちに教育を、をスローガンに掲げている団体。

色々なお勉強をさせていただいております。


学校法人立志社グループ

大阪動物専門学校、大阪動物天王寺校、2校にて非常勤講師。

テレビCMでお馴染み。「どこま~でも、どこま~でも♬」の学校です。

そちらでドッグトレーナーとして教鞭を執っております。

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